8月11日の朝日新聞に「コンタクトレンズで異常多発」という記事が掲載されていました。日本眼科医会が会員(約11800名)に対して行ったアンケート調査ですが、回答が約800件あり、そのうち3536件の障害例が報告されています。重症例で処方時に問題があったとされているのは437件です。この症例の入手先経路で1位はコンタクトレンズ診療所の58.8%(257件)、その次が「眼鏡店やインターネット通販」31.6%(138件)となっています。そして3位は眼科診療所・病院9.6%(42件)です。
この中で気になるのはもちろんインターネットでの入手です。
実は私も度々コンタクトレンズをアメリカから直輸入しますとのDMが届いております。このページをご覧になられた方でもDM受け取られたことは多々あると思います。
私はメールアドレスを3〜4個は持っていると思いますが、そのほとんどに1回ずつくらいコンタクトレンズのDMが届いているように思います。激しいときにはMLにまで投稿されて配信されてきました。ですからこのDMはかなり出回っていると思います。
こうしたコンタクトレンズの個人輸入は大変問題があると感じていたのですが、被害の数が具体的に数字が出てきたのは初めてです。
コンタクトレンズは医療用具です。このホームページをご覧になられた方だけでも、コンタクトレンズをお求めになる場合はどうか眼科医のもとで購入されるようにお願いします。