演題感染症待合室、インターネット診察予約利用による院内待合患者の実態演者日野 利治所属日野小児科内科医院(西宮市)抄録新型インフルエンザ対策の一つとして当院では昨年9月専用出入り口のある感染症用の待合室を新設した。その空間に加えて、元の待合室、レントゲン室、処置用スペースの4カ所を待合スペースとして利用、それとともに以前から行っているインターネット診察順番予約を行う事で出来るだけ院内での患者同士の接触を少なくすることに努めている。今回、その実態を本年1月末から2月の5回の木曜日午前午前9時から診療終了まで5分毎に各患者の配置を記録することによりどの程度感染症の患者が院内で接触があったか調査した。受診患者は30〜40人程度で待合室の最大人数は3人(組)であった。詳細は今後検討して報告する。新患のインフルエンザ等感染症が診察まで待合室に居り、他の患者と接触することを完全には防げなかったが、接触機会時間の短縮にはつながったと考える。