演題小児科診療現場でのちょっとした工夫所属・演者西藤小児科こどもの呼吸器・アレルギークリニック(守山市) ○西藤由美子(薬)、西藤成雄(医)抄録当院での診療の工夫を2点紹介する。
(1)ハンドラップ注射部位を消毒するためのアルコール綿は、壺からのエタノールが絶えず気化し消費が激しい。そこで、「ハンドラップ」を使用し最小限のエタノールを汲み出しエタノールの使用を抑えている。
(2)加圧式定量噴霧式吸入器の残量計測気管支喘息の治療などに用いられる加圧式定量噴霧式吸入器(pMDI)は、残量の把握が困難である。そこで使用中のpMDIを受診時に毎回持参してもらい、重量測定により残量の説明を行っている。それにより超過使用の防止や適正使用の指導に役立った。