第15回近畿外来小児科学研究会:開催日 2008-11-23
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演題
当院における肺炎診療の現状 SpO2測定を中心に
所属・演者
日野小児科内科医院  日野 利治
抄録

 2005年9月1日から2008年6月30日の期間に当院受診した20歳以下の肺炎症例を検討した。診断は 急性肺炎18例 非定型肺炎28例でその中に8例のマイコプラズマ肺炎があった。

 経過は 紹介入院となったもの 12例 当院で抗生剤点滴及び経口抗生剤投与したもの14例 経口抗生剤で治療したもの20例であった。

 肺炎症例のSpO2は平均95.9% ±2.4%でやや低く、SpO2<97%のものは29例ありSpO2<97%の肺炎診断における感度は63%特異度は84%で陽性尤度比は3.9でSpO2測定は肺炎診断に有用と考えた。


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