演題当院における急性中耳炎の起炎菌とその臨床像所属・演者つちだ小児科 土田 晋也抄録【目的】当院における急性中耳炎の起炎菌とその臨床像について明らかにする。
【対象と方法】07年4月〜08年3月の1年間に、新鮮な耳漏あるいは中耳 貯留液から検体を採取して培養ができた45例47検体。
【結果】起炎菌:インフルエンザ桿菌17例(36%)、肺炎球菌10例(21%)、無菌10例(21%)、ブ菌(あるいはコンタミ?)10例(21%)、耐性菌の割合:インフルエンザ桿菌41%、肺炎球菌45%(すべてPISP)
【考察】起炎菌あるいは薬剤感受性の違いによって鼓膜所見、耳漏の性状、臨床像および臨床経過に違いがあるか検討して報告する。