- 演題
- 7.病診連携を機能させるには
――診療所が努力すべきこと―――- 演者
- ○森 朋子、幸道 直樹
- 所属
- こうどう小児科
- 抄録
- 当院は小児科単科診療所として開院しているが、周囲にはほぼ24時間救急患者を受け入れ可能な病院が2カ所、週数回受け入れ可能な病院が3カ所、また市内に小児科医院は10数件存在する。当院では開院当初から地域における1次、1.5次レベルの診療を行うと共に機能的な診診連携・病診連携を模索してきた。多くの小児急性疾患では受診・入院・退院などの情報だけで十分である。しかし症例によっては今後の患者フォローアップにとっての情報が必要となる。それらの情報を得るためにはどうしたらよいか。それでも情報が途切れたときにはどう対応するか。当院のこれまでの成功例、失敗例の経験から、診療所が努力すべきことについて考察したので報告する。