- 演題
- 生後100日までの乳児におけるRS virus infection のprospective study
- 演者
- ○西村龍夫
- 所属
- にしむら小児科(大阪府柏原市)
- 抄録
- 乳児期早期の呼吸器感染症の中でも、RSウイルス感染は細気管支炎や肺炎等の重篤な呼吸障害を引き起こす事が知られている。しかし、その頻度は不明である。2002年5月より、全国の有志の小児科医によって、生後100日までの乳児の呼吸器感染症に対しRSウイルス迅速検査を行った。2月末までの時点で呼吸器感染症381例のうち、83例のRSウイルス感染症が見つかった。これらにつき追跡調査を行い、15例で入院が必要となり、4例で酸素投与が行われた。呼吸管理をされた例はいなかった。