- 演題
- 診療場面につなげる待合室の絵本
- 演者
- ○森 朋子、幸道直樹
- 所属
- こうどう小児科
- 抄録
- 私たちは医院開設時より、待合室の絵本・玩具の選択について配慮し、それらが診療場面にどのように生かされるかについて検討してきた。診療時間帯、来院者の年齢の違い等により待合室の雰囲気は大きく異なってくるが、その違いをあらかじめ考慮した設定も必要となる。また絵本のすばらしさが伝えられる一方で、絵本に向かい合えない層も少なくない。待合室での親子の様子を診療場面につなげていくには、どのような工夫ができるだろうか。今回は特に絵本についての観察報告を行うとともに、小児科医院での絵本の選択・アプローチにおける問題点と課題の考察を試みた。