- 演題
- 地方中核病院における小児救急医療の現状と課題
- 演者
- ○竹村統成、田中良直、瀧田耕作
- 所属
- 公立八鹿病院小児科(兵庫県養父郡)
- 抄録
- 現在、小児救急医療の体制整備が全国的な問題となっている。それを都市と地方で同一に論ずることは難しい。特に少子高齢化が著しい地方ではその地域に適した体制が必要である。公立八鹿病院は高齢化率26%の西南但馬(兵庫県の約1/4面積)を医療圏とし、4名の小児科医(当院3名、開業医1名)で小児救急医療を行っている。また、地方での医療の特異性を典型的に有している地域と思われる。そこで当院における小児救急医療の取り組みと現状を報告するとともに、地方における小児救急医療の課題について話題を提供したい。