喘息の発生しやすい天気図

このページでは喘息発作を起こしやすいとされる天気図を紹介します。ページの最後に天気予報を行っているサイトへのリンクを設けましたので、明日の天気図から喘息の発作を予知してみてはどうですか。

この天気図について
9つも天気図を出せば、そのどれかに毎日該当しそうに思いますが、日本には各季節ごとに10種類もの気圧配置のタイプがあり、この9つの天気図は各季節にに2つ程度しか確認できず、実際にはそれほどよく観察される天気図ではないそうです。
 沍^ 吹き出しがあってから2〜3日後の型。冬に見られる型。
 型 鯨の尾ひれ型。夏に見られる型で、太平洋にある鯨型の高気圧のおひれにあたる。
 。型 気圧の谷型。以前から指摘されている型である。

気象の急変による発作の発来も考えられています。

 「型 北高型。梅雨期に現れる型。
 」型 台風襲来前の型。夏、秋にに多い。

患者の居住区は低気圧の影響を受けず、高気圧の領域にある場合に発作が起こり、台風が近づくと発作が治まってくる。

 、型 移動性高気圧通過前の型。移動性高気圧が通り抜けると発作は減少する。

冬にしてはやや暖かく、小春日和でその様なときに発作が起こりやすい。高気圧が通過する時、発作は極大になり高気圧が通り抜けて天気が崩れると発作が減少します。暴風雨や悪天候と喘息発作は関係していないようです。

 ・型 南偏型高気圧。今までのものよりも高気圧が南によっている型で、春に多い。
 ヲ型 梅雨の合間に見られる型で、本邦南岸の前線が南に下がっている間は発作が頻発し、北上して低気圧が近づくと減少する。
 ァ型 」型と似ているが、台風の接近とともに発作急減する型で、秋、夏に多く、これも台風の進路により予報に間違いを来す。

この天気図の当たる確立

この天気図が全く外れる場合

5つの原因があげられています。
  1. 台風の進路を読み切れず、台風襲来と考え発作の減少を予報した場合
  2. 二卵性二つ玉低気圧の間の高気圧を見逃した場合
  3. 台風が日本海に抜けて接近しなかった場合
  4. 大陸からの弱い吹き出しを見逃した場合
  5. 日本海からの高気圧の張り出しと南岸前線の接近のどちらの影響を受けるかを読み違えた場合
以上の点について注意すれば、9つの天気図による予報はきっと役に立つはずです。
天気予報をしているサイト
TBS Weather Guide/予想天気図 ←このページがお勧め
TBS Weather Guide
WeatherEye
高知大学気象情報頁
朝日新聞天気予報
ヤン坊マー坊や天気予報
日本気象学会
日本気象協会

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