ホームページをご覧になって、お寄せ頂いた体験談を掲載しています。ご自身で天候と自分の体調について何か経験のお持ちの方はぜひこちらまでお便り下さい。最近頂いたお便りから(1999/08/03)
私は子供が喘息で夏の夜空で観察していました 星が沢山見えてとっても青いブルーの夜空の時は・・ 必ず22:00頃から発作がそして朝型も・・・・・・ 夜空が見えなくどんよりしている夜は安心して休むことができました 星空が見える時はかなり冷えこみが激しく日中の気温の差があるときが 喘息には良くないようでした・・・ 子供は生まれた時からですが診断ついたのは1才6ヵ月頃ですね 風邪がきっかけなので風邪だけは引かせないように心がけていましたが それからは6才まではQ外来の朝型と夜に診察に行く常連さんに リストに載っていました・・・・・
喘息歴: 2才の時引っ越しのほこりで発作を起こす。米国在住時以外喘息歴20年以上で、 成長とともに発作の頻度・程度ともに軽くなってきている。 気象因子: 主に台風発生頃。その他、季節の変わり目、寒候期の強い低気圧、 停滞性の低気圧、高気圧で、台風ほど明瞭でない。 台風が来る前に発作を起こすと気が付いたのは親: 幼児の頃より、ひどい発作を起こす度に台風が来るのでそう思った。 発作の前に毎度ではないが過食になる。やせがた・小食でたまに大食いになると 親は「たくさん食べてくれてうれしいわ」と思っていたが、その1,2日後に発作を 起こすと気が付いた。 自分が台風が来る前に発作を起こすと気が付いたのは小学生の時: 学校に行けないくらいの発作を起こすと2日から5日後に新聞の天気図に 台風や熱帯低気圧が現れ興味を持ち始める。病院に行くと看護婦さんが 「今日は喘息患者が多いわね」とよく言っていたので、自分なりにみんなも 台風前に喘息になるのだと思っていた。 現在: やはり台風に反応。もちろんその他の気象因子もあると思う。毎度でないが 発作前に過食になるときがある。 去年は台風2号以外すべての台風発生前に発作を起こす。 (夜間病院に行くと何故か子供の喘息患者が多い。大人は台風に反応しないか 我慢しているのでしょうか?) (去年の春の学会で、**先生と台風1号はきつかったねとお話をしました。) 将来: 医学気象予報士(気が変わりやすいし、多趣味なのでわかりませんが。。。)コメント:気象予報師めざして頑張って下さい!
22歳男性の方から頂いたお便りから(1998/5/7)
記憶があるのは幼稚園くらいですが、6月の梅雨時にひどくなったような気がしま す。 小学生のときは、台風や梅雨どき、特に3の倍数の月にひどくなる傾向がありまし た。今思えば、季節の変わり目で、朝晩の温度差が大きいときであったように思いま す。 小学生のときに、親の勧めで水泳を習っており、4年間通っておりました。おかげ で肺活量も増え、以前より発作の回数が少なくなったような気がします。 中学生になったらだいぶ良くなりましたが、6月と9月に時々発作が出ました。 高校生のときは合宿で山中湖に行ったとき、早朝マラソンで発作が出たくらいで ほとんど記憶にないです。 大学時代、海外旅行に出かけたときもほとんど出ませんでしたが、ロスで長雨や 夕立のあった日の前日は軽い発作が出ました。ほかは冬場の北国や、夏場の砂漠地帯 も出ませんでした。 喘息を通して気象に非常に興味を持ち、現在気象情報提供会社に勤務いたしてお ります。(22歳)コメント:喘息患者さんのためにもよい気象情報を教えて下さいね。
25歳女性の方から頂いたお便りから(1998/7/27)
天候と喘息についてです。 雨の日や、急激に寒くなった日に発作が起こるのかと思っていましたが、 自分をよく観察してみると、そうでもないようです。天候と喘息の関係を 知ろうと思い、湿度計を買いました。その結果によると、 晴れていようが、雨だろうが、寒かろうが、暑かろうが、 湿度が65くらいになると、軽くゼーゼー言い出します。 外の天気が分からない、屋内にいても、 「あ、ちょっと気管が細くなってる」と思い外に出ると、「もあっ」として 湿度が高いのです。体は良く天候を知っていると思いました。 でもそれで感動している場合じゃないんです。本当は、喘息の自分が不安なんです。 引っ越してきたと同時くらいに、今までおさまっていた喘息の 症状が出始めて、イヤになってます。 忙しいけど早く病院に通院しなければと、思っています。 とりあえず、天候と喘息の私の経験を述べました。コメント:お便りをどうもありがとうございました。
湿度と喘息が関係ありそうなのですね。
天候が喘息に及ぼす影響は人によってずいぶん違うものなのかもしれませんね。
23歳女性の方から頂いたお便りから(1998/12/28)
私は23歳女性です。子供の頃は記憶している限り、 喘息発作を起こしたことはありませんでした。 初めて発作が出たのは中学生の頃です。 ちょうど、不整脈もその頃出ていたので、 「呼吸困難は心臓のせいだ。」と、医師である父にも 喘息は見落とされました。 (発作そのものが軽かったせいでしょうが・・・) 浪人時代にあまりに夜間の呼吸困難がつらかったので 自分で呼吸器科の医師の診察を受けに行き、初めて 自分が喘息患者であるということを知りました。 発症時期が中学生、アレルゲンが見つからない、症状は軽い、で 変わった喘息だと皆に言われます。 心身症か、公害病かなぁ、と思っています。 とりあえず、ステロイド吸入と気管支拡張剤で コントロールしています。 本題の気象との関係ですが、低気圧がくる前に発作が起こる 確率が高いような気がします。 台風はあまり気にかけたことがないのでわかりません。 以前、旧暦カレンダーというものを買いまして、喘息日誌を 月齢とも照らし合わせましたがあまり関係ないように思いました。コメント:お便りをどうもありがとうございます。低気圧の接近と喘息発作の関係はよく指摘されていますが、月齢との関係についても自ら調べて見られたのですね。身の回りの色々な事象との関係を調べる前向けな姿勢は、とてもいいことではないかと思いますよ。