MDI使用時の注意事項
- 吸入は主治医の指示にしたがった回数で使用して下さい。
- 激しい発作では吸入のお薬では効かない場合があります。その様な場合に、指示された以上の吸入を行っていると医療機関の受診が遅れ非常に危険です。
発作のために指示された回数よりも頻回に吸入が必要とされる場合は、主治医に必ず相談して下さい。
- お子さんに渡す場合は、吸入した回数を保護者は必ず確認して下さい。
- 知らない間に頻回に使用していたりすることのない様に気を付けて下さい。特に学校での使用は、担任や保健の先生にも協力を得て使用された回数を把握するようにされた方が望ましいと思います。
- 吸入によって動悸、手足先の震振、頭痛、吐き気などが見られる場合は主治医の先生に知らせて下さい。
- 吸入の量を調節してもらいましょう。
- 吸入薬剤の残量に気を付けましょう。
- いざ吸入しようとしたら吸入薬が無くなっていた!と言ったことにならないように気を付けましょう。主治医の先生と相談して絶えず1本は予備としてお持ちになることをお薦めします。
- 吸入がどうしてもうまく行かないときには、主治医と相談して下さい。
- 主治医の先生に一度やってもらったり、もしくは吸入補助具(スペーサー)の使用を考えるとよいでしょう。
- 使用後はキャップをして所定の袋にしまっておくとよいでしょう。
- 吸入口は時々温水で洗い清潔を保って下さい。
- 陽の当たるところや高温を避けて室温で保存してください。
- 廃棄されるときはスプレーと同じところへ捨てて下さい。
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