[日本語喘息全文検索エンジン]

= Asthma Search in JAPAN =


キーワードランキング・H12.6.1 - 8.15

日本語喘息全文検索エンジン(Asthma Search in JAPAN)で利用されるキーワードの順位を紹介します。これらのキーワードは、喘息患者さんはインターネットでどの様な情報を求めておられるか、反映していると考えられます。喘息患者さんのためにホームページを作っておられる方は、充実させるコンテンツの指標としてご覧下さい。
  期間:H12.6.1 - 8.15
利用回数:1697回
順位キーワード回数
1位喘息40
2位フルタイド21
3位ガイドライン17
4位テオドール16
5位インタール15
6位IgE14
7位14
8位13
9位アトピー12
10位オノン12
11位小児喘息12
12位ピークフロー11
13位吸入器11
14位病院11
15位副作用11
16位アスピリン10
17位ステロイド10
18位咳喘息10
19位ピークフローメーター9
20位治療9
21位ネブライザー8
22位8
23位猫アレルギー8
24位テオフィリン7
25位気管支喘息7
順位キーワード回数
26位湿疹7
27位蕁麻疹7
28位アトピー性皮膚炎6
29位アレルギー6
30位プレドニン6
31位メプチン6
32位喘息様気管支炎6
33位アルデシン5
34位ホクナリンテープ5
35位気管支炎5
36位気管支拡張剤5
37位好酸球5
38位食事5
39位専門医5
40位肺炎5
41位予防5
42位蕁麻疹5
43位環境4
44位吸入ステロイド4
45位原因4
46位症状4
47位統計4
48位発症4
49位百日咳4
50位硫酸サルブタモール4
【コメント】「喘息」キーワードが1位なのは十分理解できることですが、その次が粉末の吸入ステロイド剤「フルタイド」というの意外でした。処方日数が長くなったことをきっかけに、処方された患者さんが増えたことが影響しているかもしれません。

そして「ガイドライン」というキーワードが3位です。これも今年の春に日本小児アレルギー学会から「小児気管支喘息(ぜんそく)治療・管理ガイドライン」が発表されたことと大きく関係があると思われます。このニュースは新聞でも紹介されたので、ご自身が受けている治療がガイドラインに沿ったものかどうかを知りたくて、ガイドラインが掲示されているサイトをお探しになったのではないかと想像しています。

22位の「猫」と23位の「猫アレルギー」はほぼ同一の目的で検索されたと思いますので、合わせると 16回の検索があり、順位は4-5位でもおかしくないことになります。ペットを飼われる方が多くなったためでしょうか。

その他キーワードを眺めていますと、吸入やピークフローに関する用語が目立ちます。内服中心だとされてきた喘息の治療が、今日では吸入薬が盛んに用いられてきているためではないかと思われます。特にオノンを除いて内服の抗アレルギー剤の名称が50位以内に検索されこないことも、それを裏付ける様に思います。、

50位の「硫酸サルブタモール」ですが、これは犯罪に使われ新聞に薬品名が掲示された頃に検索されたものです。事件に関心のある方が検索されたものと想像しています。


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